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日本の温泉の秘密2 ~食塩泉(塩化物泉)~

2013年6月27日 投稿者:マアトトラベル カテゴリー:

 みなさんこんにちは!マアトトラベルです。

 ついに先週末、富士山が正式に世界遺産に登録されることになりましたね!しかも、当初登録除外とされていた景勝地・三保の松原も含めての世界遺産登録!



 三保の松原から見た富士山の景色は、はるか昔から多くの人々を感動させてきた素晴らしい景色ですが、その感動に国境は無かったようですね。
ニュースでも海外の審査員の方々が三保の松原と富士山の素晴らしさに感銘を受け、「ミホノマツバラ」と口々におっしゃってる様子に、テレビを見ている私もつい感動してしまいました(´;ω;`)
三保の松原の近くには、良質の食塩泉(塩化物泉)が湧くスポット(三保はごろも温泉)がありますよ!

 マアトトラべルがお送りする、日本の温泉の秘密、第2回目は「食塩泉(塩化物泉)」についてです。

海水浴とセットで楽しめる場所が多い食塩泉(塩化物泉)

 日本は海に囲まれているので、食塩泉(塩化物泉)の総湧出量が多く、温泉の数も単純温泉の次に多くなっています。

 食塩泉(塩化物泉)で有名な温泉地の多くは海辺に近いので、昔も今も海水浴と温泉とセットで楽しむ方で人気のスポットが多いのではないでしょうか。
 食塩泉(塩化物泉)の中でも、海辺に近い温泉は海水が浸透しやすいために、塩分濃度が強い傾向にあります。一方、内陸部の地下深部にマグマ性の熱源を持つ定山渓や黒川のような温泉地の温泉は、塩分濃度が薄くなる傾向にあります。

 食塩泉(塩化物泉)で有名な温泉地としては、定山渓温泉(北海道)、熱海温泉(静岡県)、あわら温泉(福井県)、白浜温泉(和歌山県)、城崎温泉(兵庫県)、小浜温泉(長崎県)、黒川温泉(熊本県)、指宿温泉(鹿児島県)などがあげられます。

食塩泉(塩化物泉)の成分と特徴について

 食塩泉(塩化物泉)の成分に関してですが、溶存性質量(ガス性のものを除く)が温泉水1kg中に1000mg以上あり、陰イオンは塩素イオン(Cl-)、陽イオンはナトリウムイオン(Na+)が主成分で、結合すると食塩(塩化ナトリウム NaCl)を形成する泉質の温泉が、食塩泉(塩化物泉)に分類されます。

 温泉1kg中に、食塩15g以上を含有するものは強食塩泉に、5g未満のものを弱食塩泉に分類します。

食塩泉(塩化物泉)の効能について

 食塩泉(塩化物泉)は昔から「熱の湯」「温まりの湯」と呼ばれています。
その理由としては、毛穴を塩分が塞ぎ、汗の蒸発を防ぐために、保温効果に優れているからです。ですので、寒い冬場には特におススメです。

 食塩泉(塩化物泉)は、神経痛、関節痛、切り傷、打ち身、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病などに効果があるとされています。飲用した際の効能としては、胃腸病、便秘などに効果があるとされ、吸入した場合は慢性気管支炎や咽喉炎などに効果があるそうです。

食塩泉(塩化物泉)への入り方について

 食塩泉(塩化物泉)はよく温まり、発汗作用に優れていますので、入浴前後の水分補給を忘れないように気を付けましょう。水分補給するさいは、冷たすぎるものよりも常温か暖かい飲み物のほうが、胃腸に優しいのでおススメです。

 長湯をするよりは、数回に分けて入浴したほうがのぼせを防ぎやすくなるでしょう。
皮膚に付着した塩分は、入浴後の保温力を維持する上で大切。ですので、保温効果を持続させたい場合は、体に付いた塩分を洗い流さずに、そのまま上がったほうがいいでしょう。

食塩泉(塩化物泉)の色・匂いいや感触について

 食塩泉(塩化物泉)は、基本的には無色透明ですが、強食塩泉では薄緑色に変色するものが多いです。
 匂いは少し臭素臭が感じられます。味は塩辛く、塩分やマグネシウムが多いと苦味が感じられます。
温泉の感触は、ややぬめりを感じ、入浴後は塩分濃度が高いほどべとつきが感じられます。

 続きはまた次回をお楽しみに。
今回の記事を書くに当たりまして、参考にさせていただきました。→『温泉手帳』松田忠徳 著

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